2011年3月13日日曜日

韓国ゲームメーカー2010年総売上まとめ

韓国ゲームメーカー2010年総売上まとめ
http://www.sgame.jp/?m=pc&a=page_o_news&catecd=4&datacd=7294
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2010年主要ゲーム企業の実績を独自に分析した結果、韓国内のゲーム企業の成長が停滞してはいるものの、比較的良い結果を上げた事が分かった。

韓国ゲーム産業の主軸といえるオンラインゲーム産業はこれまで安定した成長を記録し、昨年初めて総売上4兆ウォンを突破するなどオンラインゲームの先進国としての地位を確固たるものとしてきた。しかし、僅か1年程で急成長を見せているスマートフォンやソーシャルネットワークゲーム等新たなプラットフォームへの準備が不十分であることが問題点として指摘されている。

また、主要企業の海外依存度が約60%に達し、海外市場の変化に伴うリスク管理が成長に劣らない重要な課題として浮上してきた。一方で人気を集めていた射幸性ウェブボードゲームは、ゲーム産業で占める割合が減少しており、これは企業の自発的な浄化努力が市場へと影響を及ぼしたものと分析されている。


 
単位 億ウォン
左から【ネクソン】【NCソフト】【ネオウィズ】【NHN】【CJインターネット】
【Actoz Soft】【ウィメイド】【ブリザード】【YDオンライン】【ハンビットソフト】
【エムゲーム】【ゲームハイ】【グラビティ】【ジョイマックス】【ドラゴンフライ】
【ウェブゼン】【JCE】【ウィンディソフト】【ソフトマックス】【ライブフレックス】
【Com2us】【GameEvil】

<ゲーム企業BIG4>

昨年、業界の最大の注目は「ネクソンが果たして年間売上高1兆ウォンを達成できるか」という事だった。他の企業とは異なりネクソンは非上場企業の為、正確な売上の数値などを知る事は難しいが、ゲーム業界はネクソンが昨年1兆ウォンの売上を達成していないものと見ている。

昨年のネクソンは、ゲームハイ、Ndoors等を買収したが、両社の売上高が前年とさして変わらなかった。さらに2009年中国で大成功を収めた『ダンジョンアンドファイター』のような大ヒットゲームもなかった。ただし、北米及びヨーロッパでの成長が続き、4分期の売上高は前年同期比40%以上上昇したとされている。

NCソフトはこれといった新たなヒット作がなく、2010年には前年比小幅成長となる6497億ウォンの売上を記録した。『AION』は海外売上高が前年よりも減少したものの、韓国内での売上増加により前年とどう水準の売上を記録しており、『リネージュ』1.2については2の売上が減ったものの1の成長がこれを支える格好になっている。

 
単位 億ウォン
左から【ネクソン】【NCソフト】【ネオウィズ】【NHN】【CJインターネット】

NHNハンゲームは、昨年の韓国内基準4222億5,000万ウォンの売上を達成するに留まった。前年比5.5%減少となる数値であるが、これはウェブボードゲーム部門が政府の規制により縮小された為だ。海外部門でも余裕はなく、中国法人は整理され、アメリカ法人は昨年4分期に前年同期比14.1%増、前期比6.9%減となる209万ドルを上げている状態だ。

ライバルであるCJインターネットを引き離し国内BIG3となったネオウィズゲームズは2010年に4267億ウォンの売上を達成した。この数値は昨年7月上方修正した売上高目標4,200億ウォンをさらに上回る数値だ。営業利益も1,088億ウォンで、年間売上高、営業利益ともに創業以来の最高記録となった。しかし、純利益に関してはゲームオン訴訟関連費用が羽衣され209億ウォンに留まっている。部門別ではパブリッシングゲーム3088億ウォン、ウェブボードゲーム1179億ウォンで、売上高の割合はそれぞれ72%と28%となっている。

最後に昨年CJE&Mの合併で業績開示が遅れているCJインターネットの売上高は2,500億ウォン水準になると予想される。

<立場が危うくなった中堅企業>

これまで韓国ゲーム産業の一つの軸となっていた中堅ゲーム企業は、全体的にその地位が危うくなってきている。この様な状況はゲーム業界二極化に大きな影響を与えている。

昨年の売上高が6位のActoz Softは、2010年の年間売上高1,036億ウォンで前年比30%以上減少するという苦い経験をした。2007年に516億ウォン、2008年に933億ウォン、2009年に1382億ウォンを記録し、成長を続けてきたが、売上高の大半を占める『ミールの伝説』の中国売上高の玄諸王によって2010年には売上高が大幅に減少した。

『熱血江湖オンライン』以来、これといった代表作がなく苦心しているエムゲームは、新規ゲームの不振によって前年比15%以上減少となる490億ウォンの売上にとどまり、かつての韓国内売上1位だったハンビットソフトは390億ウォンの売上を記録したものと推定されている。また、昨年『覇・オンライン』を早期に中断したYDオンラインも504億ウォンの売上に留まった。

 
単位 億ウォン
左から【Actoz Soft】【ウィメイド】【ブリザード】【YDオンライン】【ハンビットソフト】【エムゲーム】

Actoz Softと売上が比例関係にあるウィメイドエンターテイメントは、前年比15%以上減少した876億ウォンの売上を記録した。しかしウィメイドの場合新作が多数布陣しており、今年は再び上昇につながる可能性が高いと思われる。

一方ウィメイドに買収されたジョイマックスは前年比大幅減となる270億ウォン、2年連続の黒字を記録しているグラビティは前年度と同様の590億ウォンの売上を記録したものと推定される。また、最近上昇傾向が続いているウェブゼンは372億ウォンの売上を記録し、昨年株価が10倍以上に跳ね上がったJCエンターテイメントは253億の売上に回復の兆しを見せた。まだ売上を発表していないYNKコリアは前年度と同様の150億ウォン水準の売上を上げたものと見られている。

 
単位 億ウォン
左から【ゲームハイ】【グラビティ】【ジョイマックス】【ドラゴンフライ】【ウェブゼン】

表にはないが、L&Kロジックコリアとスマイルゲートが中堅ゲーム企業に劣らない収益を上げていると予想されるが、上場企業ではない為これらの売上高は公開されていない。

この他にもモバイルゲーム企業のGamEvilがCom2usを抜いて2010年売上高285億ウォンを達成し、一方のCom2usはフューチャーフォンゲーム市場の衰退で前年比15%以上の減少となる280億ウォンを記録した。最後にゲーム企業への転身に成功したライブフレックスは2009年に283億ウォン、2010年に346億ウォンと成長を見せている。

 
単位 億ウォン
左から【JCE】【ウィンディソフト】【ソフトマックス】【ライブフレックス】【Com2us】【GameEvil】
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