ルーターのgi0側での輻輳発生を試みています。
これまでExPingを使ってきましたが、うまくいきませんでした。
PingKeeperというPingを99並列実行できるツールがあると知り、使ってみました。
PC1~PC3で起動します。
ツールからテーブル表示設定を選択して番号にチェック(いくつPingを送信しているかわかるようにするため)。
送信間隔は0.0秒、実行回数は100000回、送信バイト数は1472bytes、タイムアウトは50000ミリ秒、フラグメント禁止にチェック、マルチスレッド実行を選択。
宛先リストに「192.168.2.1」をコピペしながら99行書く。
「ping実行」タブをクリックして確認しながら宛先リストに書き込みましょう。
99行書いたら「ping実行開始」ボタンをクリックして送信負荷スタートです。
上記のPingKeeperの「ping実行開始」をPC1~PC3の3台分で行います。
ルーターで「#sh int gi0」の表示結果をみたところ、「reliability 255/255、txload 237/255、rxload 237/255」までいきました。
これなら輻輳発生中のマーキングパケット優先挙動を検証できるかも。
QoS研修までに間に合わせます。
動画300円~500円 お得です!
作者の井上です。
返信削除Readme.txtにも書いてますし、ご存じかと思いますが、
PingKeeperは多重起動も可能なので、複数起動させれば100台以上の宛先にも送信可能です。
あと、ルータが2台あれば、、ですが、
2台のルータで互いにDefault Routeを向ける
(もしくは、一方は集約経路でも可)で、
存在しないネットワークのアドレス宛てにpingを実行すると、
TTL Expire in transitによる輻輳で、
価格3桁万円以上の高スペックL3スイッチに対してでも、CPU高負荷状態が作れます。
(悪用は厳禁ですが...)
などの実験も面白いかもですよ。
あと、
返信削除「輻輳発生中のマーキングパケット優先挙動を検証」なら、
PingKeeperより、iperf3の方が帯域いっぱいまでトラフィックを流せるので便利ですよ。
iperf3で帯域を使い切っている状態で、
別のポートのPCから優先度の高い別のトラフィックを流し、
QoS制御がうまくいくか、という感じで。