2012年7月13日金曜日

石川さん日記のジーパラ記事

『リネージュ』10年の時を経ても色褪せないその魅力とは!?
http://www.gpara.com/article/cms_show.php?c_id=31973&c_num=42
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 2012年2月12日(日)に正式サービス10周年を迎えた、エヌ・シー・ジャパンのオンラインRPGリネージュ』。エヌ・シー・ジャパン社にお邪魔して、 『リネージュ』ビジネスプロデューサー金慶秀(キム ギョンス)氏と、『リネージュ』サービスチーム石川氏から、正式サービス開始10年を振り返った話について聞くことができたので、さっそくお届けしよう。



■■シンプルだからこその魅力。リネージュ10周年をふりかえって■■

――まずは『リネージュ』のスタートから10年間をふりかえった感想をお願いいたします。

★石川氏:

 振り返ってまず思うのは、良いことも悪いことも含め、いろんなことがあったなあということですね。10年の間にサーバーが4つ増えていますが、ワールドができた時にはみんな新ワールドに行って、1から10くらいのレベルのキャラクタでワイワイ遊んだりしてました。
 『リネージュ』には、新ワールドがオープンするとボスモンスターを足の速いキャラクタで引き連れてきて村に届けみんなで戦うというのが、プレイヤーの中で儀式的にあるんですけれども、そうやって楽しんだことなどは今でもよく覚えています。
 この10年の間に、アカウントの不正利用などネガティブな面もありましたが、そういったことも乗り越えて、今も健全な運営ができているというのは感慨深いですね。


――10年間も続くというのは凄いことだと思うのですが、これほど長く支持され続けている魅力を教えていただけますか。

★金氏:

 10年前の作品ですので、古いゲームだという印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、常にアップデートを行ってきましたし、システムやUIの面でも進化しておりますので、そういった古さを感じさせない作品だと思います。
 最近のゲームと比較するとシンプルなゲームですが、逆にそれが魅力だとも思いますね。複雑な操作やシステムを覚えなくても、誰もがすぐ簡単に楽しめる点が大きいのではないでしょうか。私も『リネージュ』をプレイしていない時が半年から1年くらいあったんですが、『リネージュ』の場合はすんなりと復帰することができました。多くのオンラインRPGでは、長くプレイしていないと複雑さゆえについていけなくなってしまうことがありますが、『リネージュ』はシンプルさゆえに安心して復帰できる点も強みだと思います。ですので、一度プレイすると長く続けるプレイヤーが多いのではないでしょうか。



――現在はオンラインRPGといえば3Dが主流になっていますが、2Dでありながら『リネージュ』が支持されているのはなぜだと思いますか。

★金氏:

 私も昔からゲームが好きだったのですが、2DのRPGには古き良き時代の思い出を呼び覚ます魅力があると個人的には思います。そういった懐かしさというか、ノスタルジックな魅力もあるのではないでしょうか。

★石川氏:

 3Dの場合、情報がすべて視覚から入ってきます。たとえば、強い武器があった場合、自分がそのビジュアルを好きでなくとも使わざるをえないこともあると思いますが、2Dの場合ですと、強い剣があった場合、自分でその剣のビジュアルをイメージすることができますよね。コミュニケーションをとる際にも、相手の姿をイメージする余地が残されている良さもあると思います。3Dでは情報がすべて決められているのに対し、2Dは想像やイメージの余地が残されている点が凄く大きいんじゃないかなと、今になってみると本当に思いますね。



――10周年特別企画を行っていますが、思い入れのあるものはどれでしょう。

★金氏:

 現在進行している日本の独自コンテンツには力を入れています。原画の制作やシステムの調整は、日本で企画して韓国で開発していますが、やはり依頼したものができ上がって、それを受け取る時は嬉しいですね。一日も早く日本の皆さんにお見せしたいです。


――長く運営するにあたって、心掛けてきたことはありますか。

★金氏:

 なにをおいても、ユーザーの皆さんに楽しんでいただけるようにすることですね。アップデートやイベントを行う際にも、いかにユーザーの皆さんが楽しめるかということを一番に考えてます。


――長く運営しているとご苦労もあったかと思いますが、これが大変だったということはありますか。

★石川氏:

 いっぱいありますよ(笑)やっぱり見ている視点というのが、プレイヤーの皆さんはミクロで、我々がマクロということで、どうしても埋められない差が出てきてしまうところは、もどかしい点ではあります。たとえば、プレイヤーのみなさんが韓国ではこうなっていると思っていることと、実際の仕様が違ったりして、そこから不満が生まれてしまうこともありますが、我々はあくまで日本のサービスを運営している立場なので、アクティブに韓国での仕様等を発信したり、個人に向けてお伝えすることは難しかったりします。
 個人の声が書き込まれている掲示板が、全てのプレイヤーの声かといえば違うと思いますし、そういった方はもちろん、それ以外の方のことも考えて運営し調整をしていくのは難しい点ではありますね。そして私たちが思っていることを、プレイヤーの皆さんにうまく伝えることは、やはり苦労する点ですね。


――オフラインイベントにも参加されていますが、プレイヤーの方とのエピソードなどはありますか。

★金氏:

 オフラインイベントで、アップデートの説明をするためにステージに上がったこともあるのですが、実は凄く緊張していました(笑)ユーザーの皆さん目が非常に真剣だったので、怒られるのではと内心びくびくしていましたが、イベント後に偶然会場のトイレでユーザーの方にお会いした時に、「楽しみに待ってます!」「いつも楽しくプレイしてます」と声をかけていただいて、凄くうれしかったですね。

※余談になるが金氏は、ユーザーの皆さんに自分の言葉でちゃんと伝えたい、日本語で伝えたいと、イベントに向けて以前より日本語を特訓していたという。

★石川氏:

 僕はいろんなイベントに参加させていただいてますが、やっぱり一番うれしいのは、ユーザーの皆さんに「がんばれ」と声をかけていただけることですね。イベント後にも激励の声をかけていただいて、そういったことは本当にうれしいです。
 あと、ユーザーの方から、オフ会をやるので来てくださいと言っていただき、4回くらいオフ会に参加させていただいたのも思い出深いですね。

▲石川氏が参加したオフ会の模様


――10周年を迎えたわけですが、今後さらに10年と続けていくために、どんなことをしていこうと思っていますか

★金氏:

 もともと『リネージュ』は韓国のゲームですが、日本においては、もっと日本らしさを出していきたいと思っています。韓国のゲームではなく、日本で作られたゲームなんだというところまで持っていきたいですね。そのためにも日本独自のアップデートや、様々な進化、変化をしていきたいと思います。


――最後にユーザーの方へのメッセージをお願いいたします。

★金氏:

 韓国にいる時(金氏は1年半前に来日)は、ユーザーの皆さんと直接お会いする機会というのはなかったのですが、オフラインイベントでユーザーの皆さんと接することができ、自分と同じように『リネージュ』を愛してくれていると実感し、非常に皆さんとの絆のようなものを感じました。ですので、皆さんの信頼を裏切らないように頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

★石川氏:
 末永くサービスを続けて行きたい。その気持ちはずっと変わっていません。
皆さんが安心して、『リネージュ』を楽しんで頂けるように、スタッフ一同頑張ります。これからも、よろしくお願いします。



■■『リネージュ エターナルライフ プレシャスキット』プレゼント■■
 今回のインタビューに際し、エヌ・シー・ジャパンよりジーパラドットコムの読者にプレゼントとして、『リネージュ』最新パッケージソフト『リネージュ エターナルライフ プレシャスキット』5本が用意されているぞ!


[プレゼント商品]
『リネージュ エターナルライフ プレシャスキット』


[パッケージ内容]
最新ゲームクライアントとインストールガイド、ゲーム内アイテムのシリアルナンバー付きアートカード1枚と「特製ラバーコースター」を同梱。

[当選者数]
5名 

[応募方法]
press@ncjapan.co.jpのメールアドレス宛に下記をご記入の上ご応募下さい。
メールアドレスの【件名】に「リネージュパッケージ希望」とご記入ください。
(1)郵便番号
(2)住所
(3)氏名
(4)年齢
(5)電話番号(商品発送の際必要になります)
     
[応募締切]2012年8月25日(日)
当選者の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

[問い合わせ先]
エヌ・シー・ジャパンプレゼント事務局 
press@ncjapan.co.jp


【ゲーム紹介:『リネージュ ~Eternal Life~』とは?】
 漫画家シン・イルスク先生が描いた「リネージュ」の世界観をもとに世界が構築されたMMORPG。
 他のプレイヤーたちと共に行動できる組織「血盟」が存在し、同じ血盟の構成員だけが共有できる空間やメッセージシステム、専用の魔法なども用意されている。
 このほか、政治・経済・文化を司る城を奪い合う「攻城戦」、エピソードの追加によってゲーム内の物語に継続性や深みが加えられている。

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