DKonline(韓国) 3D版リネージュと噂されるMMORPG。プレOBT開始 2012年03月23日
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韓国のSG INTERNETは、RPG Factoryが開発中のファンタジーMMORPG「DKonline -The Legend of Dragon Knights-」において、本日(3月23日)よりプレオープンβテストを開始した。18歳以上であれば誰でも参加可能となっている。
本作は、MMORPG開発経験者たちが集まって設立されたゲーム開発会社RPG Factoryが初めて手がける作品で、中世ヨーロッパの神聖ローマ帝国をモチーフにしたという仮想の帝国「レディセ」を舞台とした正統派MMORPGだ。韓国では、「リネージュ」をそのまま3D化した作品と噂されており、クエストがメインの最近のMMORPGではなく、自由な狩りやPKが楽しめるMMORPG黎明期の香りが漂う作品となっている。
それでは、本作のどこらへんが「リネージュ」っぽいのかを紹介しよう。
まずは、装備やアイテム。リネージュと似たような構成となっており、名前もリネージュに登場したそのままの名前が使われていることが多いという。また、最近は職業によって使用できる武器が固定されていることが多いが、本作では杖や両手剣などの一部の武器を除いて、大半の装備が職業やレベルでの制限無しに使用することが可能となっている。結果的に強化を通じて等級が分けられるリネージュのようなシステムとなっている。
また、クールタイム無しに回復アイテムをいくらでも使用できることや、キャラクター同士が重ならないこと、あらゆるフィールド上で何ら制約無しに自由にPKが可能で、PKされた際にアイテムをドロップすることなどもリネージュに似たシステムといえるだろう。
狩りについても、モンスターの体力が表示されなかったり、ダメージが表示されなかったりと、過去のリネージュのように詳しい情報が分からないようになっているという。スキルシステムも1~10段階で構成されており、魔法書を使用してスキルを習得していく形式となっている。
クエストについても、最近のRPGようにひたすら材料を集めたりモンスターを倒して報酬をもらうだけでレベルアップしていく形ではなく、本作のクエストは次の狩場へと誘導する程度の役割となっており、キャラクターの成長はプレイヤーが自由に狩りを行うことでレベルアップしていくこととなる。
リネージュが大きく飛躍したMMORPG黎明期のように、プレイヤーがゲームを作っていくというノリがあった時代は、こういった少し不親切なシステムが逆に刺激となったのだが、最近の親切過ぎるゲームに慣れてしまったプレイヤーたちには少し酷なゲームかも知れない。未だリネージュが高い人気を誇る韓国でならば、意外と成功するんじゃないかと思われるが、日本ではどうだろうか・・・。
なお、3月29日よりオープンβテストが開始される予定だ。
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