2014年5月1日木曜日

Chunさんが出演した「ニコニコ超会議3」(onlinegamer記事)

onlinegamer 2014/4/28
【ニコニコ超会議3】人気MMORPGのプロデューサー6人が集結した「超MMORPGプロデューサー超座談会」が開催!
http://www.onlinegamer.jp/news/201404280006/
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このイベントには「エミル・クロニクル・オンライン」の寺田美絵氏、「ファタジーアースゼロ」のリーユノ氏、「メイプルストーリー」の中西啓太氏、「ラグナロクオンライン」のRocca氏、「リネージュ」の中村直樹氏、「RED STONE」の嶋田真人氏という老舗の人気MMORPGのプロデューサーたちが参加。「売上について」「ライバルと思っているゲーム」などのテーマについて面白トークを繰り広げた。
ファミ通の市野ルギア氏(写真左)とミス・ユースケ氏が司会進行を務めた
まずは6人のプロデューサーたちのプロフィールが紹介。寺田氏と嶋田氏はアパレル業界で働いていた経歴を持っており、Rocca氏は元ゲーム雑誌の編集。中村氏も車の販売をしていたなど、それぞれの意外なキャリアが明らかにされた。
「プロデューサーの仕事とは?」という質問には、「雑用に始まり、調整を行い、いろいろなところに頭を下げて、最終的にそのゲームの未来のビジョンを作ることです」(リー氏)、「確認して、確認して、確認して、最後に決める仕事です」(Rocca氏)、「ズバリ、中間管理職です」(嶋田氏)と答えるなど、いずれも大変さをにじませていた。
一方、寺田氏は「コスプレすることかな?」とボケつつ、「いつも“エミル・クロニクル・オンライン”のことを考えています」と回答。「プレイヤーの皆さんを熱くさせること」(中西氏)、「今を固めつつ可能性を模索し、新しい未来を作っていける仕事です」(中村氏)といった答えもあり、差異はあったもののいずれも担当するゲームへの愛情や情熱をうかがわせていたのが印象的だった。
座談会は巨大な柵が設置されたユニークなブースで開催された
さまざまなテーマにプロデューサーたちが回答、ちょっとヤバい答えも?
座談会はMCから提示されたテーマについて、プロデューサーたちがそれぞれ答えるという形式で進められていった。最初のテーマは「売上はいくら?」というものだったが、かなり直球な質問で「ムリ!」「クビになる!」という抗議が相次いだため、普段のお金の使い方などを話してもらうことになった。
1カ月の飲み代を明かしてくれたのは寺田氏とRocca氏。どちらもやたら計算が細かく、Rocca氏は「220円の500mlの発泡酒を1日に3本×30日で1万9800円、週末それに3本足すので……週末に1000円くらいのワインを飲むので……あと1回の飲み代が5000円として週に3回行って……」と、きっちり計算した上で合計9万円と回答。合計7万5000円と答えた寺田氏も「ビール350mlの24缶セットが3箱にウイスキーが1瓶で……」と詳細な内訳を披露していた。
月々のサブカル代金が5~6万円と答えたのは中村氏で、マンガやゲームのほか自分の担当している「リネージュ」にも1万円くらい使っていると語った。また、リー氏も「自分でお金を出して遊んでみたいと分からない」という考えから、「ファンタジーアースゼロ」に毎月2万円ほど課金しているそうだ。このように長年続いているタイトルを担当しているだけあって、どのプロデューサーもけっこう羽振りが良さげで「売上のほうもきっと……」と思わせてくれた。
「エミル・クロニクル・オンライン」の
寺田美絵プロデューサー(手前)
「ラグナロクオンライン」の
Roccaプロデューサー
次のテーマは「今まで運営してきた中で記憶に残っていること」。もっとも面白かったのは中村氏の「よかれと思ってユーザー皆殺し」という回答だ。中村氏によると、ボス討伐に訪れたGMが善意から全ユーザーにエンチャントをかけたところ、ボスの範囲攻撃のエフェクトと重なってしまい、負荷がかかりすぎてユーザーのPCがフリーズ。その場にいた人が全員ボスに倒されてしまうという事態となったため、平謝りで泣きながら経験値の復旧作業をしたのだそうだ。
ちょっとヤバいネタを披露してくれたのがリー氏。「ファンタジーアースゼロ」の「シ○ー○○ズセット」という男性用の装備を実装したのだが、名前に下ネタ系のNGワードが含まれていたため、ユーザーが装備名を入力できないという事態となってしまい、結局名前の途中に「・」を入れて解決したのだそうだ。何がNGだったのか、どうしても気になるという人は公式サイトの装備一覧をチェックしてみるといいだろう。
「リネージュ」の中村直樹プロデューサー「ファンタジーアースゼロ」のリーユノプロデューサー
「ライバルゲーム&ライバルに勝っている部分」というテーマでは、嶋田氏が「パズドラ」と「FF」と回答。「チャットの多さでは、“RED STONE”はこの2作にも負けません」と語るなど強気の姿勢を見せた。リー氏も「ドラゴンクエストX」と「ファイナルファンタジーXIV」をはじめとする、すべてのタイトルがライバルだと答え、「いつでも戻って再開できるという部分では、“ファンジーアースゼロ”はどのタイトルにも勝っていると思います」とアピールしていた。
なるほどと思わせてくれたのが、「家族」と答えたRocca氏。「ラグナロクオンライン」はサービス開始から12年目となるため、家族を持っているユーザーが多くなっており、日曜夜の攻城戦などはどうしても家族サービスに負けてしまうのだという。
寺田氏も似たような答えで、「かわいいキャラではナンバー1」と「エミル・クロニクル・オンライン」をアピールしつつ、「天気がいいとフラッと出かけてしまう」ことから、どうしても勝てないものとして「快晴とイベント」をあげていた。
「メイプルストーリー」中西啓太プロデューサー「RED STONE」の嶋田真人プロデューサー
最後のテーマは「MMORPGの今後は」というもの。「ドラゴンクエストX」など、コンシューマー機でもMMORPGが登場してきたことを踏まえ、中西氏は「MMORPGはまだまだ上向きだなと思っています」とコメント。リー氏も「だいぶハードルが下がってとっつきやすくなったので、コンシューマーでも基本プレイ無料のMMORPGがもっと出てきて、いずれはグーグルグラスで仮想空間を使うような楽しい時代になるんじゃないかなと思います」と語るなど、前向きな意見が目立った。
また、嶋田氏が「せっかくなので、この6タイトルでコラボとかできないですかね?」と提案。各プロデューサーとも前向きだったので、何らかの展開があることを期待しておこう。
最後にRocca氏が「未来はある! というか作っていこう!」と回答。「今と同じではないかもしれないけれど、(MMOが)もっと広がって一般化していく未来を長年運営してきた私たちで作っていかなければならないと思っています」と述べ、ほかのプロデューサーたちもうなずいていた。
かくして座談会は終了。いろいろと興味深い話が多く、まだまだいろいろ聞きたいと思わせてくれるイベントだった。残念だったのは1時間とやや短めだったこと。次の機会があれば、もっと長い時間での討論を見てみたいものである。


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